2019年3月30日御代替わりを寿ぐ 大嘗祭と阿波忌部(林先生、松前様対談)
Description
2019年3月30日御代替わりを寿ぐ 大嘗祭と阿波忌部
「大嘗祭の本当の意味とは 大きな役割を果たしてきた阿波忌部族とは」をテーマに開催しました。
詳細を下記のページで紹介しております。
https://iwillbe.co.jp/awainbe2019/
日本人にとって、大嘗祭の大切な意味を改めて感じあいたい
200年ぶりの生前譲位による御代替りに迫ったこの日を選び、私たち日本人にとって、大嘗祭の大切な意味を改めて感じあいたいと願い企画しました。大嘗祭の本当の意味とは 大きな役割を果たしてきた阿波忌部族とは激動の今を生きる私たちにどんな価値があるのか。
阿波忌部研究の第一人者、林博章先生を徳島からお迎えし私たち日本人が今是非知っておくべき大嘗祭の意味を語っていただきながら、長年の同志として友情をあたためてきた松前兼一氏と共に、阿波忌部スピリット(透明感・平和的感性・共生み)復活の現代的意味とは価値を語り合いました。
日本の未来に向けて、日本人自らが、日本の原点とは何か、日本とは何かを語れるようにならねばならない。それは日本人の自立であり、『大嘗祭』の斎行と阿波忌部の歴史を見つめ直すことで、日本人は未来への輝かしい日本創生への一歩を踏み出すことが求められる時代に来ている。
そして、日本人が本来が宿している調和性の力を、音で体に響き感じるために
「御代替わりのコンサート」
オープニングでは竹林加寿子さんの歌と落合みおさんのフルート
現役の神職であり、言霊を紡ぐ唄い手と称される涼恵(すずえ)さん
阿波忌部氏の直系の末裔である三木家の麻畑の前で歌を奉納された奉納アーティスト竹林加寿子さん
心に響く素晴らしい歌声と演奏に包まれました。
「阿波忌部の神様は20年以上前からまだ注目されていなかった阿波忌部を愚直に研究し続けてきた林先生だからこそ、林先生が選ばれた方である。 もし、林先生でなければ注目もされず、研究する方もなく忌部の歴史をしらないまま新しい年を迎えていたかもしれない。」
そして、阿波忌部を現代に活かすという事で 林先生に阿波忌部の意味と価値について語って頂きました。
伝えたい阿波忌部の精神
日本各地にに残る阿波忌部の精神
(フロンティア精神)
・日本各地に進出し、多様な産業を伝播させました。特に海路黒潮で房総半島にわたり関東を拓きました。
(産業興しの精神)
・良質の麻、穀を植え、日本各地に農業、生活、産業、文化の基礎を築きました。
(共存共栄、平和の精神)
・安房神社境内の忌部塚には、房総半島に農業、漁業、建築技術をもたらし、先住民族とともに力を合わせて房総の地を切り拓いたとあります。
(相互扶助、救済の精神)
・茨城県結城市小森の「大桑神社」には、阿波忌部なるものがこの地を通ると、大桑の木が茂り、その部落の人の欲するまま蚕を与え、養蚕の仕方を教えたとあり、それが結城軸のもとになりました。千葉県勝浦市の阿波忌部末裔の伝では、天変地変の時は、自給自足をして皆で分け合って命をつなげるのは忌部の義務だといいます。
詳細は下記でご確認頂けます。
https://iwillbe.co.jp/awainbe2019/?page_id=165
最後に松前さんから
力の差がある場合、支配の構造が生まれるのが当たり前の時代に阿波忌部族は平和的な感性で力の支配をせず、教え分け与え共存共栄、相互扶助の精神があった。
感性論哲学芳村思風先生が説かれる、これからのあるべき人類の在り方「縦社会から横型社会」それを2000年近く前から忌部は横型社会を営んでいてこれからの在り方を考える前に、忌部の地(徳島)に連れて行って、これからの時代を学ぶ前に思い出してもらう!
現地で感じる事、思い出す事を行うことに価値があるという事で阿波忌部女神ツアーを開催している事を語って頂きました。





